読書感想:火車:宮部みゆき

先日ワイルドソウルも読み終わり、その後も狂ったように様々な本を読んでおりました。

以前まではノンフィクションしか読まないという変なこだわりを持っていたために
いざ、小説を読もうと思うと面白い小説がどれなのかが見当もつきません。

周りには本が好きな人がそこまで多くなく、相談する人も少ないために
どれを読めばよいのかがあまりわからない状態で探り探りで本を読み漁ってます。

どこかで聞いたことのある名前や、誰かの言っていた話などを思い出し記憶の奥深くを探りながら――。

でもやはりいまいちどれが良いのかがわからない。
人によって面白いとおもうものは違うし、評価をみてもあまりしっくり来ない。

そこでやはりまた、{面白かったおすすめ小説ランキング【全97冊】}というまとめページに頼ることとしました。
ワイルドソウルはここで見つけたし、おそらくこのランキングを書いた人は自分に近い価値観かもしれない。

マウスをスクロールしていくと、
宮部みゆきという方の「火車」というタイトルが載っておりました。

この作者の名前はよく聞くし、
沢山映像化もされているということなので、おそらく間違いはないだろうとおもい、とりあえず買ってみることにしました。

本は結構厚めでした。「読めるかな?」と若干不安を抱きながらも読み始めます。

ワイルドソウルは電子書籍で読んでいたためにあまり本の厚さを意識しておりませんでした。
上・下に分かれてるワイルドソウルを読んだ後だし、大丈夫だろう。

火車を読み始めるとまず気になったのが「時代。」バブルが明けてちょっとの1992年。

「ほー・・・・・・結構昔だな。 ちょうど日本に来た時だ。 共感できるかな?」

主人公は刑事。(刑事ものか……あんまり共感できない事多いんだよなぁ……)
犯人逮捕の際に銃弾を受け足を怪我する。(ほう。)
その療養のために休職中。(へぇ。)
そこに親戚の男からの失踪した婚約者を探してほしいという依頼。(なるほど。)
調べていくうちに浮彫りになっていく新事実。(えぇぇ!!そうなのか!!)
・・・etc.

なかなかに読みやすいし分かりやすい。

その当時の街並みや雰囲気がすごくわかりやすく描写されている。

「ほー。昔はこんな感じだったのか――。」

まるで自分がその当時の町を歩いている感覚に陥り、快感を覚える。

ぐんぐん読み進めていき、本をパタッと閉じる。

「楽しかった。」

ミステリーを楽しめるのももちろんなのですが、
どこか温かみのある登場人物達がたまらなく素敵です。

この時代を生きた感覚まで味わい、深くのめりこんでしまう自分がちょっと怖くなりました(汗)

読み終わった後に映像化されたものも見てみました。

思ってた感じとは違ってましたが、それはそれで面白かったです。

ただ、井坂さんは出てきてほしかったですね~。あのキャラ、なんか好きだし。

以上。

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