通称51(スィンクェンテイウン)で知られるサトウキビの蒸留酒。カシャーサは、アルコール度数40度のお酒です――。
お酒にはあまり詳しくないのですが、レストランなどではラム酒のようなお酒という説明の仕方をしておきます。
このお酒は、そのままで飲むのももちろんいいですが。。。
カクテルにするとすごくおいしいお酒です。
名前の呼び方
日本では、カシャーサとしられていますが、ブラジルでは「ピンガ」という呼び方もします。
おそらく通な方は、ピンガという名前も知っているでしょう。
日本でもよく飲まれるカクテルは、「カイピリーニャ」です。
カイピリーニャとは、【田舎者ちゃん】という意味でございます。
【caipirinha】←こう書きます。
ちゃん付けじゃなかったら【caipira】→田舎者です
inhaとか、inhoとかがつくとちょっと可愛らしく親密的な表現になります。
アメリカの映画とかで、【リトル・ジョン】とか【リトル・ジャック】と呼ばれる人と同じような意味合いがあるように思います。
【ロナウジーニョ】とかも一緒です。名前はロナウドですが、
既にロナウドがいたので、違いをつけるために若い方でもある【ロナウジーニョ】がinho付けになりました。
その前は、ロナウドもよくロナウジーニョと呼ばれてました。
カイピリーニャから反れましたが、話を戻しましょう。
起源
(カイピリーニャ)サンパウロ州の田舎の方で生まれたから、恐らくこういう名称になったのでしょう。
また、このカクテルの起源は様々な説がございますが、
割と分かりやすいのが、昔ブラジルでもはやっていた、スペイン風邪というのがあって、その薬として、ライムとにんにくと蜂蜜を混ぜたものを飲んでいたらしいです。
そして、その当時は自家製の薬に、(恐らく気分を紛らわすために)アルコールを入れる習慣があったらしく、その際に、身近にあったカシャーサを入れていたらしいです。
恐らくまずかったのでしょう。
にんにくと蜂蜜を抜いて、飲んでみたら、結構おいしくて、
甘みを足すために砂糖をいれてみたら、さらにおいしくなり、
そこから飲まれるようになったのではないかと考えられています。
これは飽くまでも、一説です。
カイピリーニャの作り方はすごく簡単です。
①まず、ライムを用意します。
②ライムを皮ごと細かく刻みます。
③そのライムをコップにいれ、
さらに砂糖を小さじ2杯入れます。(甘いのがお好きな方は、3,4杯入れちゃいましょう!!)
④それをよくつぶして砂糖とライムをなじませます。
⑤その上にコップいっぱいに氷を入れます。
⑥そこにカシャーサを入れて、マドラー(ない方は、箸とかで)でよくかき混ぜて。。。。
はい!!!できあがり!!
強いのが苦手な方は、
このときに、カシャーサとお水を5:5くらいで入れると、よいでしょう。
ライムがすごく合うお酒です。
女性にもすごく飲みやすくなります。
ちなみに、カシャーサ+コーラとかもよくあいます。
カシャーサ+コーラの混ぜ方を地元では、PCCと呼んでいました。
PCCの意味は、ピンガコンコーカ(ピンガとコーラ)です。そのままww
すごくおいしいので、どれか一度試してみては?
因みに・・・・・
ベーリョバヘイロというのが、今まで飲んだ中で一番でした。
一度ご賞味あれ☆(これクリックできますか?↓ウフフ・・・)
定番の51です。
カシャーサ 51
ブラジルいいねぇ
いいですよ~ぜひ一度行ってみてください☆おすすめです♪